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中山高一技官(専門=電子顕微鏡)
高知大学 理学研究科情報科学専攻
修士論文 「中央純水システムにおけるコンピュータ導入効果について」
1993年「純水供給自動停止装置」が第22回高知県教育文化祭高知県自動生徒教職員発明くふう展において「高知県教育文化祭委員長賞」を受賞
※中山技官は、地元の有志で成り立っている「土佐観光ボランティアガイド」でも活躍されています。例えば高知城入口などに設置されているテントに寄った観光客に無料で高知城を案内されるというシステムになっており、高知の歴史にも深い造詣をお持ちでいらっしゃいます。
高知大学 医学部・実験実習機器センター
http://www.kochi-ms.ac.jp/
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蛇口から出てくる水道水。飲料用には適していますが、そのまま研究所で実験用に使用することはできません。 通常、飲料としては旨みの元になるカルシウムCa+、マグネシウムイオンMg+やナトリウムイオンNa+、塩化物イオンClなど水道水の 中に含まれている電解質を「イオン交換」することによって除去し、純水なH2Oに近づけることが必要です。
これらの電解質が実験用水に含まれていると、そのまま実験結果に影響を及ぼす可能性があるからです。もちろん実験で使用するフラスコやビーカーなどの器具洗浄にも共洗い水として、このイオン交換された「純水」いわゆる医薬業界ではお馴染みの「オルガノ水」は欠かせません。
さて、それではその「オルガノ水」を供給する「セントラル純水システム」と言えば右に出るものはいない、と言われている高知大学医学部・実験実習機器センターの中山高一技官と共に、高知大学医学部内における純水供給例をご紹介します。 |
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建物やフロアで1システムの純水を供給するのが「セントラル純水システム」とすれば教室・実験室ごとに
1システムの純水を供給するのが「教室別単独純水システム」です。
メリット・デメリットは下記の通りどちらにもありますが、各大学の優先順位として「イニシャライズコスト」「ランニングコスト」「純水使用量」「水質」等、何を重要視するかによって選択方法も変わるようです。 |

研究棟屋上施設内にある
スーパーデサリナー等の純水システム |
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高知大学医学部ではタンク内における水質劣化を防ぐために以下のような改善を行いましたのでご紹介します。
■水質の劣化を防ぐため循環ポンプを取り付けカートリッジ群に再度純水を通過させる
■各配管の流量計センサーを最新式のステンレス製に交換する方法等により純水の使用開始から製造開始までのタイムラグを短縮し、タンクの貯留量も半減し極力製造直後の純水を供給できるようにした
■送水ポンプをインバータ型に交換し、末端の水圧変動を抑えた |
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平成16年度から国立大学の法人化により国から手当てされている資金の中で教育・研究に使用できる財源の確保がより一層重要になり、今後更に厳しい財政状況には人件費を含めた管理的経費の縮減は不可欠です。
その中で「セントラル純水システム」を導入、また「系統別使用量測定装置」を入れてコックの閉め忘れ等による大量 使用の発生ごとにユーザーに注意・喚起してきたことが純水使用量・ランニングコストを大幅に減少させる結果となりました。 |
1990年純水使用量が前年度の6割増1,354m3という異常な値を記録したのを機に1991年夜間・休日における長時間の垂れ流し
対策として「系統別使用量測定装置」(開発メーカー:オルガノ)1993年「純水製造装置遠隔監視盤」(開発メーカー:システック高知県南国市)「純水供給自動停止装置」を設置、運用を開始しました。
その効果は如実に現れ、純水使用量が激減しました。
参考資料:中山高一「中央純水システムにおけるコンピュータ導入効果について」
協力:日進商事株式会社/宝産業株式会社 |
中山技官を囲んで・・・ |
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